縁起物ですから。

メモ#0030:

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

流行に敏感な皆さんは、当然お召し上がりになりましたよね。
私はもちろんいただきましたよ、「年明けグラタン」。

グラタンは、その高貴な姿から、ヨーロッパでは古来より縁起物として扱われてきました。
また、表層に焦げ目をつけることが転じて、上流階級のことを「グラタン」と
称する俗語が存在するように、庶民の間では「成り上がり」を願う料理として親しまれてきました。
このようなことから、世界グラタン協会が「年明けグラタン」を提唱してから数年、
ここ日本でも、すっかり新春の風物詩として定着した感があります。
本来、グラタンにはいろいろなソースを用いますが、
新春には、清楚たる純白なベシャメル・ソースをベースとするのが良しとされます。
使用するチーズは、長寿を連想させる、「細く長く伸びる」モッツァレラチーズが最も喜ばれます。
たまたま今までご存知では無かった方、今年一年の健康と金運を願い、
年明けグラタン」を召し上がってみては如何でしょうか。

えっ、そんな縁起物聞いたこと無い?
縁起物なんて、あなた、そんなもの「言った者勝ち」ですよ。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

黒、赤、ホワイト、スーパーの話。

メモ#0031:

父が、上機嫌でウイスキーを飲んでいた年齢に、追いついてしまいました。

昭和50年代まで、ウイスキーは贈答品のエースのような存在で、
お酒を飲まない家庭でも、舶来ブランドの1本や2本は、
サイドボードの飾り」として置いてあったものです。

その昔、ウイスキーには「特級」「一級」「二級」の格付けがありました。
詳しくはわかりませんが、酒税法の関係だったのでしょう。
サントリーの「角瓶」も、当時の正式商品名は「サントリーウイスキー”特級”」
だったと記憶しています。
もちろん、悠長に正式名称で呼んでいた人はだれもいませんでした。
「角瓶」で通りますから。
父は、「角サン」と呼んでいました。

で、「ホワイト」が一級、「レッド」と「トリス」が二級だったと思います。
今ではペットボトル入りなんかも売られていますが、当時から庶民派ウイスキーの代表銘柄でした。
ニッカ人気の高い北海道では、学生寮で「ハイニッカ」「ブラックニッカ
あたりで盛り上がっていたのでしょうか。

「角瓶」が1800円だった時代、2200円で売られていたのが「オールド」。
いわゆる、「だるま」です。同じ価格帯で、ニッカは「G&G」。
3000円のグレードは、サントリーが「リザーブ」、ニッカが「スーパーニッカ」。
このあたりからご贈答にも使われます。

5000円になると、サントリー「ローヤル」と、ニッカ「キングスランド」。
このグレードになると、瓶やラベルのデザインにも、舶来ウイスキーに負けない高級感が漂ってきます。
堂々と、サイドボードに飾ることが出来るレベルです。
ジョニ黒」には負けるけど、「ジョニ赤」「ホワイトホース」「カティサーク」には勝てるかな、
という感じでしょうか。

酒税法の改正のほか、円高の影響もあり、「ジョニ黒」もずいぶん安くなりました。
瓶やラベルばかりではなく、化粧箱にも風格がありました。
昔は、サイドボードに箱ごと飾ったものです。
中身は、ジョニ赤だったりするんですが。
関連記事

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

うかつにそんなこと言うと・・。

メモ#0032:

お酒の席で、ちょっと聞きかじった坂本龍馬のエピソードを口走る。
それまで寡黙だった隣の人が、実は熱狂的な龍馬マニアだった。
適当な相槌でお茶を濁そうとするが、ますます盛り上がる、さっきまで寡黙だった人。
そのうち酒の味もわからなくなり・・・。

なんてこと、ありませんか?

私は、あります。

ネットがこれほど普及する前、世の中には「自称ラーメンマニア」があふれていました。
私もその一人です。
「どこそこのラーメンは味噌はいいけど醤油はイマイチ。」とか、「あそこは化調が多過ぎる。」とか、
同僚に得意顔で講釈したものです。

あるとき、自作ラーメンの話になりました。
「アバラのほうが早くダシが出るけど、やっぱりゲンコツだよねぇ。」
「そうそう。あと、チャーシューも、スープの中で煮るんじゃなくて、
専用のたれで煮込んでほしいよねぇ。」
なんて会話で盛り上がった後、
「ところで、麺を打つのにはどんな小麦粉を使うの?」
と言われ、そのあと、お酒の味がよくわからなくなりました。

世の中、自分以上のマニアが、必ずいるものです。しかも、意外と近くに。

ビートルズの話題なんかをするときにも、気をつけましょう。
「ああ、その曲はジョージがレコーディングに遅れてねぇ。」なんて口走った日には・・。


関連記事

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

ザンギを肴に一杯

メモ#0033:

私の場合、居酒屋では大抵、「枝豆とザンギ」でスタートします。

かつては、居酒屋で道外から出張で来た人と同席すると、
ザンギってなに?」と聞かれることが結構ありました。
そんな時は、ほかの人が親切に説明する前に、
「ああ、北海道名物のザンギね。これは唐揚げにすると旨いんだよ。」
と言いつつ、友人にアイコンタクトを送ります。

「そうそう、でも、最近は天然モノのザンギがとれなくなってねぇ。」
「昔はそこらじゅうにいたよな、ザンギ。」
「懐かしいなぁ、夏休みはよくザンギ捕りをしたっけ。」

出張で初めて北海道へ来た山本さん(仮名)は、どんな野趣溢れる珍味なのだろうと、
目を輝かせています。

しかし、ここで友人が暴走します。

「でも、あいつら血ィ吸うべや。

それまで傍観していた、ほかの道内出身者たちもノリ出します。

「俺は1日20匹捕まえて、役場から表彰されたことがある。」
「海岸にスダレを並べて、ずらっとザンギを干してある姿は壮観だ。」

とか、いろんなことを言い出します。

このあたりで、レモンが添えられたザンギが登場。
当然、最初に食べるのは山本さん(仮名)です。
ザンギコールの中、恐る恐るザンギを口にする山本さん(仮名)。
「おお、意外とうまいねぇ、ザンギ。」
山本さん(仮名)の表情には達成感が。周囲からは暖かい拍手が。

最近では、ザンギの知名度も飛躍的に向上し、
このような遊びが出来なくなってしまったのが残念です。

ところで、皆さんは夏休みに、「ガタタン採集」をしたことはありますか?
関連記事

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

「スイーツ」じゃない、「甘いモン」だ。

メモ#0034:

札幌周辺の皆さん、雪かきお疲れ様でした。

自他共に認める酒飲みになって以来、甘いモンを遠ざけるようになりました。
別に、嫌いになったわけではないのですが、まぁ、必要ないというか、そんな感じでした。
一生そんな感じで行くのかな、と思っていました。
晩酌後に、「五勝手屋羊羹」を丸ごと一本食べちゃう父を、
カッコ悪いな、とか思ったこともありました。

ところが、いつの頃からか、食後に甘いモンが欲しくなるようになりました。
似たくないところが、似ちゃうものですね。

こんな感覚は久々だったのですが、今日の雪かき作業終了後、
突然、猛烈に「甘いモン」が欲しくなりました。
血糖値が一時的にガクッと下がったのでしょう。
実際、今日の作業は、ひと冬に数回有るか無いかというほどの重労働でした。

家には、チョコチップクッキーの買い置きくらいはあったのですが、
せっかくなので美味しいケーキをと思い、雪の中から掘り出したばかりの車を走らせました。
昨日まで2車線だった道路が1車線になり、土曜の午後の割には渋滞しています。
目的の店「柳月」に到着し、「贅沢ショコラ」を1個だけ買い、すぐさま家に戻って貪り食いました。

このケーキの重量感は、小洒落た仏蘭西洋菓子店の「スイーツ」の、
2・3倍はあるのではないでしょうか。
このケーキのおかげで、雪かき第2ラウンドも非常にはかどりました。
ちなみに170円でした。
関連記事

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

「周りがほっとかない」って言うんですか?

メモ#0035:

私くらいになると、隠そうと思っても隠し切れませんね。オーラが。
こっちは当然、無表情で、オーラを隠そうとしてるんですが、
ばれちゃうんです、私ほどビッグになると。

ファンは敏感ですからね。すぐ嗅ぎ付かれてしまうんですよ。
「あ、むこうから犬好きニンゲンが来た。」なんていって、尻尾振りまくりです。

今日も、スーパーで買い物を済ませて車に戻ろうとすると、
ご主人様を出待ちしているお利巧そうな柴男クンと目が会いました。
「あ、ヒマだから、撫でていいよ。」と、柴男クンの目が語ってましたが、
あいにく私は、「ラン・ミールミックス・高齢犬用」を両手に抱えていたので無理でした。

昔、ドアが開くと同時に玄関へまっしぐらだった我が家の柴子は、
私が帰宅しても、気づかずにスースーと寝ています。
しばらく経って、「おや、帰ってたのかい」といって、ズボンの裾などをくんくん嗅ぎます。
「珍しいね、今日は若いワンちゃんに、浮気をしてこなかったようね。」
と言われてるような気がします。結構なプレッシャーです。

まあ、私ぐらいビッグになると、それくらいの気苦労はつき物です。

関連記事

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

売れている理由

メモ#0036:

「肥満解消のための外食カロリーブック For Businessmen」(平成4年5月17日発行10版)。
ベットの横に常に置いてある、私の愛読書です。

初版が平成2年(1990年)2月9日発行ですから、二年余りで10版。
20年経った今でも、大型書店で改訂版を見かけます。

知る人ぞ知る本かと思っていましたが、これだけ版を重ねるということは、
ひょっとすると数十万部は売れてますね。

タイトル通り、この本はダイエット用です。
過去、他にも外食メニューのカロリーや、栄養価の一覧を記したものはありましたが、
この本は、必要な栄養を摂取しつつ、しかしカロリーのとりすぎにならぬよう、
効率的な食べ残し方」を提示したところが大変画期的でした。

いくつか例を挙げますと、
「鍋焼きうどん」1600kcalコースの人の場合、
「めんは二口残す。えび天は衣を多少残し、他は全部食べる。」

「鶏肉とピーマン炒め定食」1800kcalコース、
「ごはんは3/4強食べる。鶏肉とピーマン炒めは汁を残して1/2食べる。
他は全部食べる。」


「ミックスグリル〈セットつき〉(ロイヤルホスト)」1400kcalコース、
「ライスは2/3強食べる。チキンの照り焼きは1/2食べ、ハンバーグは1/3食べる。
ソーセージ、つけ合わせ、スープは残す。」


などなど。

「食べ残すくらいならはじめから頼まなきゃいいのに。」とか、
「そもそも、ダイエットを志すような人が、ミックスグリルセットを注文するんだろうか?」とか、
ツッコミどころはありますが、まあそれはそれとして、
この本では上記のように、数々のメニューとその食べ残し方が、料理写真とともに
事細かに記載されています。

私は、ダイエットを目的にこの本を購入したわけではありません。

私は、この記事とかこの記事に記したとおり、そもそもお品が書きが大好きで、
また、美味しそうな料理が掲載されているブログ記事をおかずに、飯が食える人間です。
そんな私にとって、この本はまさに「お品書きパラダイス」といっていいでしょう。
また、巻末には協力店一覧が掲載されており、
「この写真の料理はどの店かな?」と推理するのも大きな楽しみです。

この本、意外と私のような人が買っているのかもしれません。

関連記事

テーマ : 札幌/北海道の地域ネタ
ジャンル : 地域情報

豚にパイン。

メモ#0037:

ハンバーグの上に乗っかっていたり、酢豚の中に入っていたりするパイナップル。

ネット上でも、「酢豚のパインアリナシか」などという話題を時折見かけます。
どちらかというと、「ナシ」派のほうがやや優勢なようです。
中には「許せない」「信じられない」などという人も。

私も、子供の頃は、「ナシ」派でした。
たまの外食のとき、食事と一緒に甘いジュースなんかを飲んじゃうオコサマ舌だったくせに、
食事そのものに甘いものが混じっていると、なんかイヤだったんです。

その後、自分で料理を作るようになってからは、「アリ」派に転向しました。
普段何気なく食べている料理に、意外な調味料が使われていることや、
豚肉がこんなに甘み・酸味と相性がいいことなど、
自分で味付けをして、初めて気づいたことが数多くありました。

家庭で作る一般的な酢豚の場合、同量のケチャップ、砂糖、酢、を味付けのベースにします。
砂糖とケチャップをちょっぴり減らして、パイナップルを使うと、
味がちょっと引き締まります。
「ナシ」派の方、今度やってみてください。

「ポテサラに缶詰のみかん」ですか?
もちろん「ナシ」です。
関連記事

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

窓、埋まる。

メモ#0038:

ついにこの日が来てしまいましたか。

もう、豪雪の話題は記事にしまいと思っていましたが、
ここまで降り続くと話は別です。
2年続けて、埋まることの無かった、私の部屋の窓が、
ついに埋まってしまいました。

私の部屋は二階の東向きにあります。
当然のことながら、二階の高さまで雪が積もったわけではありません。

私の部屋の窓は、東向きの小屋根の上に位置してます。
また、私が住む札幌北部では、石狩湾からの西風により、
東側に雪庇が出来ます。
雪庇、せっぴと読みます。雪のひさしです。

その雪庇が落ちることにより、私の部屋の窓が埋まってしまうのです。

と、説明しても、雪国以外の方には、イマイチご理解いただけないかもしれません。

ついに、私の絵心が発揮される時が来たようです。
以下の絵をご覧になれば、どんな状況かお分かりいただけると思います。
seppi001_003.jpg
こんな感じです。お解りいただけたでしょうか?

関連記事

テーマ : 札幌/北海道の地域ネタ
ジャンル : 地域情報

エビカニ祭り。

メモ#0039:

今回のメモは、昔の雑誌からです。

光文社発行の雑誌「MANBOW」平成3年12月号より。

キャッチコピーは、「遊びも仕事も"自分流"」。
この一文で、この雑誌がどのような編集方針であったか、大体ご想像いただけるかと思います。
「一個人」とか「サライ」なんかを、ちょっとやわらかくした感じです。
この、ちょっとやわらかいところが、光文社らしいですね。

以前のメモにも書きましたが、当時からすでにラーメンブームで、
テレビでも、「素敵に好奇心」とか、「追跡」なんかで頻繁にラーメン特集をやってました。
この雑誌も、ラーメン特集が載っていたので買いました。
日本全国、合計100軒が掲載されています。
内訳は、

「東京・横浜」36店、
「佐野」5店、「喜多方」5店、
「北海道」17店、
「東海・近畿」19店、
「九州」18店。

では、北海道代表としてどのようなラーメンが紹介されていたのでしょうか。

一気に表記しますと、
茂・龍鳳・だるま軒・味の時計台・純連(すみれ)・幸龍・寶龍・満龍・櫨・糸末・
芳蘭・味軒・萬来軒・味の三平・えぞっこ・大公・味の熊。以上です。

「北海道」と括ってあるのに、全部札幌の店なのはご愛嬌。
17店中、中央区の店が13軒、さらにそのうちラーメン横丁の店が3軒。

また、17店中じつに5店舗で、エビまたはカニがトッピングされています。
甲殻類率.294です。
いや、べつに乗っててもいのですよ、甲殻類。私は食べませんが。
ただ、北海道のラーメンはこういうものだと思われたとしたら、ちょっと心外だな、
と思った記憶があります。

読者アンケート、出しとけばよかったですかね?
「オリジナルテレホンカード」が50名に当たったのに。
関連記事

テーマ : 札幌/北海道の地域ネタ
ジャンル : 地域情報

ささやかな贅沢

メモ#0040:

学生時代、仕送りなり、バイト代なり、お金が入ると、まず米を買いました。
他にスパゲッティや小麦粉、あとはジャガイモや、たまねぎなどの比較的日持ちの利く野菜。
とりあえず、これさえあれば何とかなります。

ひと月のやりくりが終わって、運良くお金が余ったときは、
友人と居酒屋に繰り出したりしました。
当時の、ほんのささやかな贅沢でした。

今まで何度も、友人・知人と「ビンボー時代」をテーマに思い出話をしましたが、
多くの人が、「お金に困る時期」と「酒の味を覚える時期」が、
同じ時代に訪れます。私もそうでした。

この時期に、味覚の幅が広がるパターンが多いようです。
食わず嫌いだった納豆も、この頃一転して好物に変わりました。
ウニなんかは、子供の頃から好きでしたが、もずく酢とか、たこワサとか、
お酒を飲むようになってから、「あ、やっぱりうまいんだ。」
と思うようになりました。

居酒屋で盛り上がりすぎて、余ったお金はあっという間に消えてしまいました。
余ったお金を貯金にまわす、という手もあったのですが、
飲み食いに使ったのが、今となっては「味覚」という財産になったようです。

今現在のささやかな贅沢は、「原産地表示を見て、国産品を買う。」です。

関連記事

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

ナポリタンの思い出

メモ#0041:

単なる好物以外に、誰にでも、
思い入れのある食べ物」というのがあると思います。

例えば、「田舎から都会へ出てきて、初めての味に衝撃を受けた。」とか、
逆に「都会から田舎へ来て、本物の味を知った。」とか、
「初めて作った料理が、家族に褒められた。」などなど。

私にもたくさんありますが、そのうちのひとつ、
スパゲッティーナポリタン」は、
私が初めて、外食で、ちゃんとした一人前を完食した料理です。

もちろん、「ソフトクリーム」などのデザート系とか、「お子様ランチ」などは除きます。
もっとも、私はずいぶんと食の細い子だったので、「お子様ランチ」でさえ、
母に手伝ってもらっていたかもしれません。

小学校一年生の頃でした。
母のパート代が入る日は、小樽の駅前で食事をしたあと、
ちょっとした買い物をして帰るのが恒例でした。
小樽駅を出るとすぐ、海へ向かって右手に、「第一ビル」があります。
母と、兄と私の三人は、第一ビルの中の喫茶店で、ナポリタンを食べました。

「全部キレイに食べたら、好きな本を一冊買ってあげるよ。」
と、母が言いました。
同じビルに、大型書店があります。私は、俄然張り切りました。
一方の兄は、余裕の表情です。
兄は、私と違い、「よく遊び、よく食べる」タイプの健康優良児だったので、
三年生とはいえ、大人のイチニンマエをぺろっと食べきるのは、
わけのないことです。

母は多分、食の細い私の「完食する姿」を見てみたかったのだと思います。
案の定、兄が食べ終わります。やや遅れて、私も完食しました。
完食した満足感はありましたが、ほんの少し、
「ああ、せっかく全部食べたのに、お兄ちゃんに負けちゃった。」
という悔しい思いもありました。

「よく食べたねぇ、じゃあ、本屋さんへ行きましょうか。」
三人が席を立ちます。
席を立ったとき、一年生の私は、衝撃的な、そして重要な光景を目にします。

ああっ、お兄ちゃんタマネギを残してるぅ!

喫茶店中に響き渡る声で、私は叫びました。
兄は完食してはいなかったのです。
私の逆転勝ちです。
私が、食に関して、初めて兄に勝った瞬間でした。

兄はずいぶんと、バツの悪そうな顔をしてましたが、
初勝利の味に酔う私にとっては、関係の無いことです。

どんな本を買ってもらったかは、残念ながら覚えていません。
兄も、ちゃんと、「残念賞」として本を買ってもらったようです。
それ以来、ナポリタンは、私にとっての思い出の料理になりました。
「ナポリタン」の文字を見ると、あのときの充実感が頭をよぎります。

あれから三十数年の月日が経ちました。
兄は、いい年して、いまだにタマネギが苦手なようです。
なにか、タマネギに関していやな思い出でもあるんでしょうか。
関連記事

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

地デジ化、済んでます。(一台だけ)

メモ#0042:

昭和50年代中ごろまで、どこの家でも見られた光景です。

「高校野球は、正午から教育テレビでお伝えします。」
とのアナウンスが入ると、私がテレビの前にスタンバイします。
私が、「チャンネル早換え」の責任者です。

この地域では、総合テレビが「3番」、教育テレビが「12番」でした。
正午の時報と同時に、テレビのチャンネルをガッガッガッガと回します。
見事、プレーを見逃すことなく、チャンネル早換えが成功しました。
私は心の中で小さくガッツポーズ。
居間の椅子にどっかり座っている父も満足げです。

当時見ていた16インチのテレビの調子がおかしくなり、
叩いても戻る確立が70%を切った頃、
新しく、20インチの音声多重対応テレビに買い換えました。
もちろんリモコンつきです。「チャンネル早換え係」はリストラです。

それからさらに時が経ち、
居間のテレビはついに、「デジタル」になりました。
色も、音も、それまでとは比べ物にならないほどキレイです。
「データ放送」で、いつでも天気予報やニュースが観られます。

家電の進化はスゴイですね。
ただ、チャンネルを変えたときの反応が遅いですね。
「早換え」が出来ないのが不満です。
関連記事

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

多分湯豆腐だと思う

メモ#0043:

湯豆腐の季節です。

「豆腐以外に何を入れるか?」に関しては、家庭ごとに様々なレシピがあるようです。

「コクを出すために、鶏の皮を入れる」
なるほど、いい方法ですね。

我が家でも、かつてはその方法を用いていたようですが、
そのうち、「皮だけを入れるのは面倒くさい」との理由で、
鶏のモモ肉を一口大に切って、たっぷり入れるようになりました。

「飾り切りした、椎茸、にんじん」
美しいですね。

我が家でも、昔はそうしていたらしいのですが、
そのうち面倒くさくなったようです。
その代わり、エノキダケをたっぷり入れます。

「白菜を入れる」という家庭も結構多いようですが、我が家では入れません。
ある日、しなびかけたほうれん草を入れてみたところ、思いのほかうまかったので、
今では、ほうれん草を「これでもか」というほど使います。
ほうれん草は、煮込むと美味しくないので、軽くしゃぶしゃぶしていただきます。

このような経緯を経て、我が家の現在の湯豆腐の構成は、
エノキ:鶏肉:豆腐:ほうれん草、の割合が、
1:2:3:4となりました。

もはや湯豆腐なのか何なのか、わかりません。
関連記事

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

駄菓子屋さんと言えば

メモ#0044:

最近、ミニスキーで遊ぶ子を見かけなくなりました。
ミニスキーとは、ゴム長靴に装着して、雪の上を滑って遊ぶモノです。

今日のテーマは「駄菓子屋さんの思い出」です。FC2 トラックバックテーマ:「駄菓子屋さんの思い出」


スキー、と言っても、スポーツ用品というよりは、玩具扱いで、
実際、この商品を取り扱っていたのは、近所の駄菓子屋さんでした。
ミニスキー衰退の一因は、駄菓子屋さんの減少とも関係があるのかもしれません。

ふしぎなけむり」という商品もありました。
封を開けると、シートになにやらアヤシイねばねばしたものが塗ってあり、
親指と人差し指でそれを拭い取ります。
それを両指でネチャネチャいじっているうちに、指先から煙状のものが出てきます。
ほかに、「スパイ手帳」とか、「こども銀行券」というおもちゃのお金なんかが好きでした。

高額商品としては、「ケンコーの軟式ボール」が思い出に残っています。
これは、立派なスポーツ用品で、新品には粉が振ってあります。
欲しかったのですが、買えませんでした。

ある日、「野球をやろう」と、何人かが近所の広場に集まりました。
みんな、オサガリのバットとか、グローブとかを持ってくるのですが、
誰一人、ボールは持ってきませんでした。

「よし、始めるべ。」

全員で、周辺の草むらを捜索します。
間違いなく、ボールの1個や2個は出てきます。

あの当時、野球のボールは、「買うもの」ではなく、「拾うもの」でした。
関連記事

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

いろいろあるし。

メモ#0045:

今日はいろいろあって、明日もいろいろあります。
詳しくはいえませんが、明日がヤマです。
思い出話を書く心の余裕がありません。

明日の今頃は、どんな気持ちでいるんだろうかと思いつつ、
とりあえず写真のアップの練習です。

あんかけやきそば_見やすいサイズ

ちょっと古い写真なんですが、小樽「大丸ラーメン」のあんかけやきそばです。
2009年9月2日撮影です。紅ショーガとカラシの量がハンパありません。
私の携帯の待ち受け画面のひとつです。

関連記事

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

ビバももひき

メモ#0046:

今考えると、まったく意味の無い「やせ我慢」をしてたものです。
小学生の頃は当たり前だった「ももひき」を、
中学生になってから、履かなくなりました。

体育の授業で着替えるとき、はやし立てられるを嫌ったことも理由のひとつですが、
考えてみると、体育が無い日でも履いて行かなかった記憶があります。
ズボンの中で、ももひきが「たごまる」のが、イヤだったのでしょう。
私のクラスの男子、ほとんど履いていなかったと思います。

今では、もっぱらラッシャー木村タイプの黒タイツを愛用しています。
タイツは、たとえジーパンを履いたときでも「たごまる」ことが少ないです。
ただ、タイツがピッチリしている分、靴下が「たごまる」ことがあります。

「たごまった」部分が、少々「いずい」ですが、暖かさには代えられません。
関連記事

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

昔の日記って・・・。

メモ#0047:

日記が続いたためしがありません。
中一くらいの頃から、突然思いついたように日記をつけ始めますが、
大体、2ヶ月で挫折します。
当然、当時の日記はどこにあるかわかりません。
おそらく、ひっそりと処分したのでしょう。

突然、押入れのダンボールから中三の頃の日記が出てきました。
恥ずかしいです。
これ、本当に中三が書いたのかと思うほど、幼稚です。
そのまま、このブログに転記すれば、
それなりに面白い記事になるかもしれませんが、
それもはばかられる位、くだらなく、恥ずかしい文章が満載です。
後になって処分したくなる気持ちもわかります。

中三の冬から、高校受験までの日々が綴られています。
「綴られています」と表現するとかっこいいのですが、
実態は、書きなぐってます。
3ヶ月ほど、続いたようです。

2ヶ月目ぐらいに、「最近日記がだらけてる」などの表記が見られます。
だらけると、
「絵に走る」という傾向があるようです。
この子は昔からこういう子でした。

一部で評判の、私の絵心ですが、
当時からその片鱗が見えます。
この子は受験勉強中に何をやってるのでしょうか。


おすもうさん_見やすいサイズ

解説の神風さんが、なかなか秀逸ですが、
そんなことより勉強しなさい。
関連記事

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

ネギネギ。熱いうちにネギ。

メモ#0048:

学生時代の最後の2年間、私はJR千歳線を利用していました。
国鉄がJRになって間もない頃です。
学校が終わって地下鉄札幌駅で降り、JRの地下改札口へ向かうと、
改札へ向かって左手に「めん坊」という店がありました。

大きな厨房をはさんで、改札側が立ち食い蕎麦、
奥側がラーメンを中心とした食堂になっていました。
私は、その「立ち食い側」の、たぬきうどんのファンでした。
昼時であろうが、夕方4時とかの中途半端な時間であろうが、いつも込んでいました。

たぬきうどんを受け取ると、自分でカウンター上のステンレス容器に入ったネギを入れます。
お店の人が困らない程度に、一回で上手に入れるのがコツでした。
自分で入れるからといって、無分別に、ごっそりネギをてんこ盛りにするのはご法度です。
別に注意書きがあったわけではありませんが、それが良識というものです。

昔は、「ネギセルフ」の店が結構多かったようです。

『セイシュンのB級グルメ』(1988年12月10日初版・文芸春秋社)には、
下森真澄さんによる、詳細な東京都内の立ち食い蕎麦レポートが載っています。
「ネギセルフ」についての記述は特にありませんが、
側に置いてあるねぎをパラリ
との表現があるので、おそらく当時はネギを自分で入れる店が普通だったのでしょう。

一方で、
『おとなの週末』2005年10月号の、鈴木正博さんのレポートでは、
ネギを自分で取る「ネギ取り放題」の店は、現在では、ほとんど姿を消した。
大手立ち食いチェーンでは、ネギ取り放題を止めたら2000万円の経費節減になったそうだ。

と記されています。

取り放題をいいことに、ネギてんこ盛りにした人が多かったのでしょうか。
バブル崩壊で失ったものは、経済力と、良識と、ネギ取り放題の店です。

かけうどん_見やすいサイズ

写真は、JRならぬJRA、札幌競馬場のかけうどんです。
ブログ掲載など考えてもみなかった頃の写真ですので、なんかボケてるのはお許しください。
2009年6月28日撮影です。
関連記事

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

ある日の小樽散策

メモ#0049:

ブログタイトルにあるとおり、私はもともとメモ魔です。
なにかあると、すぐメモります。
小さいメモ帳をいつも持ち歩いてます。
携帯電話にメモ機能はついていますが、あれはあんまり使いません。
ドライブ中の信号待ちとかには使えませんし、
何より、エンピツで書くほうが断然早いからです。

読み返すと、ずいぶん細かいことまで記載してます。
今回は、ある日の出来事のメモを、そのまま転載してみます。
何しろ自分だけわかればよいように記載してありますから、
ところどころ、意味不明の部分があるかと思いますが、
その辺は推理してみてください。

2010/4/7(水)休み。
母、伯母乗せ小樽へ。まずコニサー、満タン。
一福、カレー南、850。
うまい。駐車場あるのも、良い。
ホテル横のコインP、ここもとめやすい。
次回からここ使おう。
堺町通り、台、中、観光客多し。
みんな服派手。
母、伯母ガラス館。長い。その間カモ見る。
中央バス桑田屋でPJ。
市場寄らず、住吉さんへ。
参拝後、平べったい家、伯母に見せる。
伯母、喜ぶ。


写真が無くてすいません。

***1月31日夜8時半過ぎの追記***

この時の写真、見つかりました。
ただ、お蕎麦屋さんのお品書きしか撮ってないようです。
お品書きでもいいから写真を見たいという方は、
「続きを読む」をクリックしてください。

続きを読む

関連記事

テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報

プロフィール

らざーろ

Author:らざーろ
コメント、リンクはお気軽に。
あ、言い忘れてましたが、
「リンクを貼って欲しい方」もお気軽に。
拍手を喜ぶ傾向があります。
あと、過去記事へのコメントも大歓迎です。

カレンダー
12 | 2011/01 | 02
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
最新トラックバック
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR