メモ#0989:
寿司・・。
寿司が食べたいです。
そういえば、私のブログに、「寿司」の写真が掲載されたことがあったでしょうか?
突然、そんなこと質問されても困りますよね。
本人の記憶としては、多分、無いと思います(あったらゴメンナサイ)。
もちろんこの場合、「いなりずし」「細巻・太巻」の類は除きます。
「握りずし」です。北海道では、しばしば、「生寿司」とも呼びます。
なぜこんなに食べていないかと言いますと、
理由は二つありまして、
① 実は、焼肉やピザ、グラタンやカツ丼などと比べると、それほど好物ではない。
② 高い。
③ 最近の回転寿司の、システムが難しそうで、入店を躊躇してしまう。
あ、理由は三つでしたね。
そんなわけで、ごく稀に、我が家で寿司を頂く場合、
「出前」となります。もちろん前述のように、めったには頼みません。
たとえば子供の頃、「ビーフステーキ」などは雲の上のゴチソウでしたが、
今はそうでもありません。
しかし、「寿司」に関しては、「めったに頼まない」ことが逆に幸いしたのでしょうか。
他の料理と比べると、「ご馳走感」が、高いレベルのまま保たれております。
寿司と言えば、そのネタに地域差がみられることも、興味の一つです。
あくまで私の個人的見解ですが、
「北海道の、ごく一般的な寿司屋の一人前」と、
皆様の地域との違いがあったら、教えていただけると嬉しいです。
なお、順番は、
「私が普段、食べる順」にしました。
一貫目 マグロ(赤身)。
寿司ネタの王者といえるでしょう。私も一番好きです。最初に食べます。
回転寿司で、単に「マグロ」と謳っている場合、多くはメバチだったりしますが、
メバチだって美味いです。
今までで一番美味かったと記憶しているのは、函館で頂いたヤツです。
接待で緊張していたので、店の名前も他に食べたものも、すべて忘れてしまいましたが、
マグロの味だけは覚えています。
なお、「上」「特上」の場合、中トロもしくは大トロが登場しますが、
私の場合、前半戦で食べてしまいます。
二貫目 ヒラメ(っぽいなにか)。
個人的な見解ですが、北海道ではわりと、「白身」人気が低いような気がします。
もちろん、高級すし店では、そんなことは無いのかもしれませんが、
私が行く、もしくは出前を頼むような庶民的な店では、そのような傾向があるように感じます。
一般に、「西ではタイ、東ではヒラメ」という表現を見かけますが、私もそう思います。
回転寿司や宅配寿司で、「エンガワ」とある場合、「なんとかガレイ」だったりしますが、
美味けりゃそれで良いのです。
三貫目 ウニ。
寿司屋には普通、「松・竹・梅」とか「並・中・上」などの「一人前盛り込み」を用意してますが、
北海道で、「上」か「特上」を頼んだ時に、
「ウニ」
が無ければ私は暴れます。
あとですね、軍艦の甲板部の半分をキュウリでごまかしてある場合も、暴れます。
回転寿司では、やや、「当たり外れ」が大きいネタですが、
一般の寿司屋で外れたことはありません。
四貫目 エビ。
もちろん生です。
かつて、「どさんこかるた」という記事でも書いたのですが、
北海道では、エビは生が基本です。
高級店の「特上」では、ボタンエビが使われます。
通常は、ホッコクアカエビとかそのへんでしょうか。
五貫目 サバ。
〆たものです。わりと強めに〆たものが好物です。
これも個人的な感想で申し訳ないのですが、
北海道では、「ひかりもの」の人気が、イマイチであるような気がします。
安いお店では、コハダにお目にかかる機会がめったにありません。
季節になると、多くの店で「サンマの握り」が登場します。
ただ、私、サンマは油が強すぎて、塩焼きで頂きたい主義です。
六貫目 イクラ。
人気ネタで、「上」以上の高級盛り込みには必ず顔を出します。
「並」だと、「とびっ子」がイクラの代わりに登場します。
なにしろ、「客」である我々が、自宅でイクラを漬けたりする環境ですから、
店としても気を抜けません。
店で食べるイクラは美味いです。
七貫目 サーモン。
オコサマには大人気なネタらしいですが、
私はイマイチです。とはいえ、決してキライではないのですが。
店、および、季節によって、「キングサーモン(マスノスケ)」が登場する場合もあります。
小休止 ガリ。
お茶。
八貫目 ズワイガニ。
地域にも寄るでしょうが、
北海道の場合、「上」にはズワイ、「特上」にはタラバが登場する場合があります。
寿司ネタとしては、好きなほうではないですが、ありがたく頂きます。
なお、「特上」に多いネタとして、「カズノコ」が見受けられます。
私が、「特上」より「上」を好む理由が、ここにあります。
お茶。
ふう。けっこう、オナカがいっぱいになって来ました。
私は小食なのです。
九貫目 ハマチまたはブリ。
私には珍しく、「子供の頃は好きだったけれども、今ではそうでもない」ネタです。
マグロのアブラは好きなんですが、ブリ、ハマチのアブラはなぜか苦手で・・・。
「好きなものを最初に食べる」主義ですので、このあたりで苦労することになります。
なお、「並」を頼んだ場合、このあたりで「イカ」「タコ」と格闘することになります。
お茶。
ガリ。
お茶。
十貫目 ホッキまたはホタテまたはツブ。
最終決戦です。
私が、「生の貝が苦手」と、あれほど口をスッパくしていっておるのに。
ただ、ホタテの貝柱なら大丈夫です。
ホッキの場合、さっと湯振りしたものだったり、
「生」そのものだったりと、店によって違います。
「特上」の場合、「エゾアワビ」が出現することもあります。
またしても個人的な感想で申し訳ないのですが、
東京のすし屋(が掲載された書籍)で良く見かける、
「赤貝」は、北海道ではあまり見ません。
〆 カッパ巻き
通常、巻物は「並」にしか登場しませんが、
「上」を頼んだ場合も、追加で頼みます。
以上で一応、一人前終了です。
もちろん、地域や季節によって他に多様なネタが登場します。
・・・、
お茶。
- 関連記事
-
テーマ : 北海道
ジャンル : 地域情報