野球くじに反対連盟理事長の談話。
メモ#1149:
小耳に挟んだのですが、
なにやら、「野球くじ」の導入が検討されてるとか。
私は、プロ野球ファンとして、絶対に反対です。
第一の理由は、情緒的なものですから、理論武装できないのですが、まぁ、聞いてください。
野球ファンというものは、傍から見ると滑稽に思えるほど、
真剣に「念力」を送るものなのです。
そこに、
「ああ、勝って欲しいけどクジ的には負けたほうが・・。」
「勝つのはいいが、あまり点差をつけないで欲しい・・・。」
などという、「邪念」が飛び交うと、
私のみならず、ひたすら贔屓チームの勝利を願う純粋なファンの念力が、ジャマされます。
大変な迷惑です。
反対するのはもちろん、「情緒的」な理由だけではありません。
運用上でも極めて疑問があります。
どのようなシステムを想定しているのかは、
詳しくわかりませんが、
おそらく、
「ホームチームの勝ち・負け・引き分け」だけのパターンで当選を決めるような、
単純なものにはならないでしょう。
なにしろ6試合しかありませんから、それだったら当選確率が高くなりすぎ、
当然に当選金も低くなり、クジとしての魅力が無いでしょう。
逆に、「〇対〇でどっちの勝ち」というパターンを、
6試合全部当てる方式ですと、今度は当選確率がとんでもなく低くなります。
サッカーで、「13対9」などというスコアは、
もちろん可能性としてはゼロではありませんが、普通、プロリーグではありえないでしょう。
しかし、野球の場合は普通にありえます。
そこまで当てる方式だと、今度は当たりが出なくなります。
そうなると、
「3点差以上でホームの勝ち」とか、「2点差以内でビジターの勝ち」など、
数パターンが選択肢になることが考えられます。
しかしその場合どうするのでしょうか、
「引き分け」の扱いを。
いわゆる「八百長」の可能性を排除するため、
「コンピューターによる自動選択」が検討されているようですが、
サッカーと比較すると、野球は極めて引き分けは少ないのです。
「引き分け」を、ある特定の確率で予想するのでしょうか。
まさか、「勝ち」「負け」「引き分け」を、3分の1で発生させるつもりではないでしょうね。
他にも運用面での不安はあります。
サッカーとの大きな違いのひとつですが、
野球の場合、
「試合時間がバラバラ」という現実があります。
ナイトゲーム6試合、一斉に午後6時試合開始だったとしても、
8時半に終了する試合もあれば、11時を過ぎる試合もあります。
5試合が終わり、残り1試合となった場合、
その試合に、「邪念」が集中します。
偶然、終わった5試合がクジの通りで、
残り1試合に一攫千金が掛かる、という場合が想定されます。
その試合で、単なるミスであるのにも関わらず、
試合を決めるようなプレーがあった場合、
その選手に、「あらぬ疑い」がかけられることが考えられます。
審判のジャッジも同様です。
「試合時間の違い」は、
野球がクジに向かない要素のひとつとして重要であると考えます。
ただでさえ大きなプレッシャーと闘っている選手の皆さん(と審判の皆さん)に、
これ以上、余計な負担をかけたくはありません。
まだ、反対する理由があります。
近年、プレーオフ制度が導入されたことにより、
いわゆる「消化試合」は減りましたが、
それでも、シーズン終盤には、Aクラス入りの可能性が消滅したチームが発生します。
その場合、
勝利を度外視し、来期を見据え、若手中心のメンバーで試合に臨むことが、普通にあります。
なにしろ野球には「2部落ち」もありませんしね。
また逆に、すでに優勝を決めたチームが、ベテランを休ませるために、
そのような布陣で臨むこともあります。
ファンとしては、そのような試合も興味を引かれるところです。
が、それを、「無気力試合」などと糾弾されてはたまったものじゃありません。
他にも、色々理由はありますが、
長くなるのでここまでにしておきます。
第一、
「資金は潤沢です!」と大見得を切って、東京五輪を誘致したはずなのに、
いまさら、「お金が足りないよぅ、そうだ、野球クジ・・・!」
などという発想が、意味がわかりません。
おそらく、多くの野球ファンの皆様は、
「野球くじ導入」に反対だと思われるのですが、いかがでしょうか。
小耳に挟んだのですが、
なにやら、「野球くじ」の導入が検討されてるとか。
私は、プロ野球ファンとして、絶対に反対です。
第一の理由は、情緒的なものですから、理論武装できないのですが、まぁ、聞いてください。
野球ファンというものは、傍から見ると滑稽に思えるほど、
真剣に「念力」を送るものなのです。
そこに、
「ああ、勝って欲しいけどクジ的には負けたほうが・・。」
「勝つのはいいが、あまり点差をつけないで欲しい・・・。」
などという、「邪念」が飛び交うと、
私のみならず、ひたすら贔屓チームの勝利を願う純粋なファンの念力が、ジャマされます。
大変な迷惑です。
反対するのはもちろん、「情緒的」な理由だけではありません。
運用上でも極めて疑問があります。
どのようなシステムを想定しているのかは、
詳しくわかりませんが、
おそらく、
「ホームチームの勝ち・負け・引き分け」だけのパターンで当選を決めるような、
単純なものにはならないでしょう。
なにしろ6試合しかありませんから、それだったら当選確率が高くなりすぎ、
当然に当選金も低くなり、クジとしての魅力が無いでしょう。
逆に、「〇対〇でどっちの勝ち」というパターンを、
6試合全部当てる方式ですと、今度は当選確率がとんでもなく低くなります。
サッカーで、「13対9」などというスコアは、
もちろん可能性としてはゼロではありませんが、普通、プロリーグではありえないでしょう。
しかし、野球の場合は普通にありえます。
そこまで当てる方式だと、今度は当たりが出なくなります。
そうなると、
「3点差以上でホームの勝ち」とか、「2点差以内でビジターの勝ち」など、
数パターンが選択肢になることが考えられます。
しかしその場合どうするのでしょうか、
「引き分け」の扱いを。
いわゆる「八百長」の可能性を排除するため、
「コンピューターによる自動選択」が検討されているようですが、
サッカーと比較すると、野球は極めて引き分けは少ないのです。
「引き分け」を、ある特定の確率で予想するのでしょうか。
まさか、「勝ち」「負け」「引き分け」を、3分の1で発生させるつもりではないでしょうね。
他にも運用面での不安はあります。
サッカーとの大きな違いのひとつですが、
野球の場合、
「試合時間がバラバラ」という現実があります。
ナイトゲーム6試合、一斉に午後6時試合開始だったとしても、
8時半に終了する試合もあれば、11時を過ぎる試合もあります。
5試合が終わり、残り1試合となった場合、
その試合に、「邪念」が集中します。
偶然、終わった5試合がクジの通りで、
残り1試合に一攫千金が掛かる、という場合が想定されます。
その試合で、単なるミスであるのにも関わらず、
試合を決めるようなプレーがあった場合、
その選手に、「あらぬ疑い」がかけられることが考えられます。
審判のジャッジも同様です。
「試合時間の違い」は、
野球がクジに向かない要素のひとつとして重要であると考えます。
ただでさえ大きなプレッシャーと闘っている選手の皆さん(と審判の皆さん)に、
これ以上、余計な負担をかけたくはありません。
まだ、反対する理由があります。
近年、プレーオフ制度が導入されたことにより、
いわゆる「消化試合」は減りましたが、
それでも、シーズン終盤には、Aクラス入りの可能性が消滅したチームが発生します。
その場合、
勝利を度外視し、来期を見据え、若手中心のメンバーで試合に臨むことが、普通にあります。
なにしろ野球には「2部落ち」もありませんしね。
また逆に、すでに優勝を決めたチームが、ベテランを休ませるために、
そのような布陣で臨むこともあります。
ファンとしては、そのような試合も興味を引かれるところです。
が、それを、「無気力試合」などと糾弾されてはたまったものじゃありません。
他にも、色々理由はありますが、
長くなるのでここまでにしておきます。
第一、
「資金は潤沢です!」と大見得を切って、東京五輪を誘致したはずなのに、
いまさら、「お金が足りないよぅ、そうだ、野球クジ・・・!」
などという発想が、意味がわかりません。
おそらく、多くの野球ファンの皆様は、
「野球くじ導入」に反対だと思われるのですが、いかがでしょうか。
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