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「冷やしたぬき」でゴー!

メモ#0718:

まだまだ寒さが続く札幌なのですが、
今日の最高気温は4.7度。
「ずいぶん暖かいなぁ。」と思いましたが、平年なみなんだそうです。

昨夜は久しぶりに、
「冷やし狸」をお夜食にしました。

大きな声ではいえませんが、私は、
「全冷狸連」というナゾの組織に加盟しておりまして。
(そのナゾの組織の、アジトはコチラ。)

今年は外食で一回きりの「冷やし狸」、
構成員として、それでは首領に申し訳ない。
そろそろ自作してみよう、と、思ったわけです。

真冬の冷やし狸
(※ この写真は、すでに掲載済みの、外食での冷やし狸です。)




ところで、「ラーメン」や「カツ丼」に関する書籍は、
まるで天ぷら屋の揚げ玉のごとく、私の部屋に溢れているのですが、
「冷やし狸」に関する文献は、残念ながら発掘が難しいのが現状です。

あっても、「蕎麦・うどん特集」の書籍や雑誌に、
「関東・関西での『たぬき』の違い」などが、コラムとして載っている程度です。

そんな中、「どっかで読んだ記憶があるんだけど・・」と思いつつ探したら、
ベッドの脇にありました、
『dancyu』2006年9月号(プレジデント社・2006年9月1日発行)。

「冷たい麺」と「焼き鳥」の2大特集という構成でしたが、
その「冷たい麺」特集の一つのコラムとして、
「冷やし狸」に関するルポが。

それによりますと、
「関東・関西では『たぬき』の意味が違うこと」、
「名古屋以西では、冷やし狸出現率がグッと下がること」、
「ところが『岐阜』に、冷やし狸が大人気の店があること」など、
詳細に記録されています。

写真を含めて6ページの構成ですが、
冷やし狸に関する文献としては、私の手元では最も充実した資料です。

中でも私の興味を惹いたのが、
『立ち食いに限れば関東では、”冷やしたぬき”を置かない店は多分一件もない。』
という記述です。
なんとステキな!

ここ北海道・札幌では、
庶民的な種物として「冷やし狸」は人気メニューです。

しかも、それを出す店のほとんどが、「夏季限定ではない」ため、
冷やし狸好きの皆さんに札幌に移住していただきたいと思うほどなのですが、
いかんせん、「立ち食いそば」事情が貧弱で・・。
私が東京へ移住しようかと思ったほどです。




さて、話が天ぷら鍋に落とされたときの揚げ玉のように、
ずいぶん散らかってまいりました。

とりあえず、「自作冷やし狸」の写真を。

お好み冷やし狸

何しろ冷やし狸ですから、主役は揚げ玉です。
個人的には、揚げ玉さえあれば良いのですが、
やはり何か、飾りたいところです。

引用した文献に寄ると、
「欠かせぬ具として、キュウリ」との一文が見られます。
北海道でも、キュウリは一般的なのですが、
最初に載せた写真の店のように、キュウリが無い店もあります。

多くのお店では、カマボコの細切り、若しくはカニカマを裂いたヤツ、なども見かけます。
「大根おろし」も多いですね。
「卵」を乗せる店の場合、「茹で」「生」「温泉」の違いが見られます。

関東の立ち食い店では、「錦糸玉子」も多く見られるようです。
また、ごく一部を検索しただけなのですが、
「紅生姜」が中央部にトッピングされているお店も多い様で、
ますます「冷やし中華」に近づいていきます。

さて、脇役が多くなると、
「狸の醍醐味」が感じられなくなると考えた私は、
とりあえず使える具を揃えて、「お好み冷やし狸」にしてみました。

「キュウリ」も、あるには有ったのですが、
一人前の冷やし狸に、一本丸ごと使うほどではないし、
かといって、半分だけ使って、残りは保存するとなると、
キュウリの鮮度は劇的に落ちるし・・。
泣く泣く、キュウリは使いませんでした。

こんな時、「乾燥ワカメ」は便利です。

お好み冷やし狸 第一ラウンド

「生卵」をのせるか否か、迷った末に見送りました。
「卵」と「オロシ」が乗ると、「揚げ玉」の存在価値が、相対的に低くなり、
なんとなく悲しくなるからです。




揚げ玉は、蕎麦を食べながら少しずつ足します。
こうすると、カリカリ感がいつまでも持続します。

最終局面まで、揚げ玉は少しだけ残しておきます。
全ての麺と具材を味わったあと、最後にもう一度揚げ玉を足し、
蕎麦湯を注ぎ、「たぬき汁」として味わい、フィニッシュを迎えます。




「冷やし狸考察」、
まだまだ、続ける予定です。

・・・・だって、まだこんなに。
冷凍保存狸
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ジャンル : 地域情報

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非公開コメント

No title

こんばんは♪
さすがdancyu!!
そういえば今月号っていうか4月号は「うどん特集」でしたね。
まだ買ってないけど(^_^;)
たまに売り切れる号があるので早めに手をうたないといけません。

「冷やし狸」大好き♡
私もそのナゾの組織に加入したいけど加入資格などはあるのでしょうか?
たとえば年齢制限とか(^_^;)

私の場合、生卵はなくてもOKにします。
ビジュアル的にはきゅうり欲しい!!
半分使って、残ったきゅうりはもろきゅうなんてどうかしら?(笑)
それにしてもすごい揚げ玉・・・
当分冷やし狸頑張れますね(^_-)-☆

そふぃーおばさん へ。

こんばんは。コメントありがとうございます。

> さすがdancyu!!
> そういえば今月号っていうか4月号は「うどん特集」でしたね。
> まだ買ってないけど(^_^;)
> たまに売り切れる号があるので早めに手をうたないといけません。

dancyuさんには、時折お世話になってます。
95年の12月号は、「ラーメン」と「グラタン」の豪華2本立て!
何度読み直したことか・・・。
最新号は「うどん」ですか。これは要チェックですね。

> 「冷やし狸」大好き♡
> 私もそのナゾの組織に加入したいけど加入資格などはあるのでしょうか?
> たとえば年齢制限とか(^_^;)

ナゾの組織は、冷やし狸が好きな方であれば、
どなたでも参加可能と思われます。
そふぃーさんの場合、アジトが近いので、
「直接交渉する」ことも可能かと(笑)。

> 私の場合、生卵はなくてもOKにします。
> ビジュアル的にはきゅうり欲しい!!
> 半分使って、残ったきゅうりはもろきゅうなんてどうかしら?(笑)

あ、次回、キュウリが余ってしまったら、
迷わず冷やし狸ですね。

> それにしてもすごい揚げ玉・・・
> 当分冷やし狸頑張れますね(^_-)-☆

冷凍保存で、いつでもサクサクです♪

No title

こんにちは(^^

おぉっ!!
さすが「全冷狸連」!!
素晴らしい考察に、ついつい読み込んでしまいましたよ(^^
らざーろさん、文章構成が秀逸です。

関西で「たぬき」と言うと揚げの乗ったそばですもんねぇ、、、京都はまた違った「たぬき」があったでしょうか(^^;
それにしても、素晴らしい「冷やしたぬき」。
シンプルかつ、こだわりの光る逸品。これは僕も負けてはいられませんねぇ(笑
揚げ玉を少しづつ足していく所作、もう「これが正解」としたいですねぇ♪

ちなみに、会社近所の蕎麦屋で「年中やっているよ」と衝撃発言をいただきました。
そんな訳で、この後、「冷やしたぬき」を食べに行きたいと思います(^^

No title

こんにちわ。

これは大量に天カスが・・・・

結構、ひまかかるんではないでしょうか?
ハイカラ丼などにも利用するなど、バリエーションを考慮しなくてはならないですね。

あと、お好み焼きに入れたりして

冷やしたぬきは京都ではお揚げさんのスタイルが多いような気がしますね。
天カスの場合はハイカラそば、かな???

No title

ワタシ的に「冷やしたぬき」は まかないの味です
一時蕎麦屋の厨房に席を置いてた頃 まかないはパパッとできる
冷やしたぬきが多かったですね
ただ少々違うのは 余ってる食材を全部ブチ込むという荒技でした
天かすはモチロン 生玉子、ネギ、余ってるウナギの蒲焼の端っこ
ホウレンソウのおひたし、鶏のうま煮、カマボコと何でもござれ
多少忙しくても 冷やしなのでガガッとかっ込んでた思い出が(笑)

☆以前らざーろさんがブログで 木古内町の 慶のつく中華料理店
のあんかけ焼きそばの話 覚えてらっしゃいますでしょうか?
先日 釣りで木古内町に行ったときに確認できました
お店の名前は「慶幸楼」で間違いないと思います  「のとや」という
現在も営業している蕎麦屋の隣です
建物には 「慶幸楼」の名前は残ったままですが 営業はしておらず
民家として使われていましたよ

No title

こんばんは。

冷やしたぬきでゴー!
いいですねぇ。
佐久に来てから、1度も冷やしたぬきを食べていません。
草笛のメニューにも無いし。
東京郊外にいた時、「満留賀」というお蕎麦屋さんが行きつけで、夏になると冷やしたぬきを頼んでましたっけ。
天ざるほどには高くないし、お蕎麦屋さんの揚げ玉って一味違うし大好きでした。
そうね、自分で作れば良いわけね。
ひと手間かけて作ってみますね。

あぁ、揚げ玉ってホントにおいしくて使えますよね。ワタシも冷や狸はたまにします。具材は揚げ玉と大根おろしと鰹節。たまに気がむけば梅たたきを少々。夏場の昼食はしょっちゅう食べておりました。たまに稲庭うどんにしてみたり。
ご飯に揚げ玉を雑にかけ、温玉をのせ麺つゆをかけて豪快に食べるのも好きです。天丼風になるので貧乏食として昔はよく食べておりました。
スーパーのあまり目立たない場所に一袋60円なんかで揚げ玉を見つけたときは、なんとも放っておけない気持ちになります。

あひる課長 さんへ。

こんばんは。コメントありがとうございます。

> おぉっ!!
> さすが「全冷狸連」!!
> 素晴らしい考察に、ついつい読み込んでしまいましたよ(^^
> らざーろさん、文章構成が秀逸です。

あ、首領、いや、理事長!
お褒め頂いて光栄です。

> 関西で「たぬき」と言うと揚げの乗ったそばですもんねぇ、、、京都はまた違った「たぬき」があったでしょうか(^^;
> それにしても、素晴らしい「冷やしたぬき」。
> シンプルかつ、こだわりの光る逸品。これは僕も負けてはいられませんねぇ(笑
> 揚げ玉を少しづつ足していく所作、もう「これが正解」としたいですねぇ♪

恐れ入ります。
いつも深夜に作るので、どうしてもシンプル構成になってしまうのですが、
「たぬき」の「たぬきらしさ」が前面に出て、
「たぬき好き」としては満足の味でした。

> ちなみに、会社近所の蕎麦屋で「年中やっているよ」と衝撃発言をいただきました。
> そんな訳で、この後、「冷やしたぬき」を食べに行きたいと思います(^^

そうでしたか!やはり「冷やし狸王国・東京」としては、
通年メニューが標準なのでしょうか。
王国の冷やし狸、楽しみにしております。

たれかは さんへ。

こんばんは。コメントありがとうございます。

> これは大量に天カスが・・・・
>
> 結構、ひまかかるんではないでしょうか?
> ハイカラ丼などにも利用するなど、バリエーションを考慮しなくてはならないですね。
>
> あと、お好み焼きに入れたりして

実は私、たまになんですが。お好み焼きなども作るのです。
仕上がりが、いつもイマイチなので、めったに写真は乗せないのですが・・。
で、やはり、揚げ玉を入れます。美味いですよねー。

せっかくたくさん有るので、いろいろと考えて見ます。
ナゾの組織の首領様は、じつは「揚げ玉考察」のエキスパートでもあるので、
参考にします。

> 冷やしたぬきは京都ではお揚げさんのスタイルが多いような気がしますね。
> 天カスの場合はハイカラそば、かな???

やはり揚げ玉乗せは「ハイカラ」ですか。
文献では、「関西では、卓上の揚げ玉が無料の店が多い」との記述もありましたが、
私が京都に居た頃訪問した、数軒のうどん屋さんでは、見かけた記憶がありません。
今はどんなカンジなんでしょうかねぇ。

キムチ親爺 さんへ。

こんばんは。コメントありがとうございます。

> ワタシ的に「冷やしたぬき」は まかないの味です
> 一時蕎麦屋の厨房に席を置いてた頃 まかないはパパッとできる
> 冷やしたぬきが多かったですね

なんと、お蕎麦屋さんの厨房に!憧れの場所です。

> ただ少々違うのは 余ってる食材を全部ブチ込むという荒技でした
> 天かすはモチロン 生玉子、ネギ、余ってるウナギの蒲焼の端っこ
> ホウレンソウのおひたし、鶏のうま煮、カマボコと何でもござれ
> 多少忙しくても 冷やしなのでガガッとかっ込んでた思い出が(笑)

ううーん、実に美味そうです!
お蕎麦屋さんは具材が多いので、まかないも豪華ですね!

> ☆以前らざーろさんがブログで 木古内町の 慶のつく中華料理店
> のあんかけ焼きそばの話 覚えてらっしゃいますでしょうか?
> 先日 釣りで木古内町に行ったときに確認できました
> お店の名前は「慶幸楼」で間違いないと思います  「のとや」という
> 現在も営業している蕎麦屋の隣です
> 建物には 「慶幸楼」の名前は残ったままですが 営業はしておらず
> 民家として使われていましたよ

ああ、ご親切にありがとうございます!!
「慶幸楼」!そうでしたそうでした。
建物は残ってましたか・・・。
味の良いお店だったので、どこか、遠くの方で、再会されていることを祈ります。

貴重な情報のご提供、ありがとうございました。

万見仙千代 さんへ。

こんばんは。コメントありがとうございます。

> 冷やしたぬきでゴー!
> いいですねぇ。
> 佐久に来てから、1度も冷やしたぬきを食べていません。
> 草笛のメニューにも無いし。

草笛さんも、「天ぷら蕎麦」や「天ざる」が人気のはず・・。
副産物である、「揚げ玉」も沢山できるはずなのですが・・。

・・・あ、わかった。「まかない」として、こっそり、
「冷やし狸」を楽しんでいるに違いありません!ズルイ(笑)。

> 東京郊外にいた時、「満留賀」というお蕎麦屋さんが行きつけで、夏になると冷やしたぬきを頼んでましたっけ。

チョチョコっと検索してみましたが、
「満留賀」という屋号のそばやさん、いっぱいあるのですね。
何軒か、メニューが載っているお店を見つけました。
「夏季限定」というお店も、やっぱりありますね。うーん、奥が深い。

> 天ざるほどには高くないし、お蕎麦屋さんの揚げ玉って一味違うし大好きでした。
> そうね、自分で作れば良いわけね。
> ひと手間かけて作ってみますね。

正直なところ、私が冷やし狸好きになった理由の一つとして、
「本当は天ざるを食べたいけど、高いし・・・盛りだけじゃ、ちょっと寂しいし・・。」
という時の、「お助けメニュー」であったことが挙げられます。

ちなみに今回は、「干し蕎麦」を使いました。
あとは「乗せるだけ」なので、機会があったら是非お試しを。
そして、よければ、『全冷狸連』入会も(笑)。

ようちゃん へ。

こんばんは。コメントありがとうございます。

> あぁ、揚げ玉ってホントにおいしくて使えますよね。ワタシも冷や狸はたまにします。具材は揚げ玉と大根おろしと鰹節。たまに気がむけば梅たたきを少々。夏場の昼食はしょっちゅう食べておりました。たまに稲庭うどんにしてみたり。

「大根おろし」の清涼感が、「揚げ玉」の油ッ気を中和し、
またさらに、食べたくなるという・・。

冷やし狸の具材は、お店によってさまざまですが、
「おろし」を露払いとしたい私です。
ただその場合、お店によっては、「おろしそば」(揚げ玉乗せ)となり、
揚げ玉が露払いになるパターンも。

> ご飯に揚げ玉を雑にかけ、温玉をのせ麺つゆをかけて豪快に食べるのも好きです。天丼風になるので貧乏食として昔はよく食べておりました。

たぬき丼ですね。しかし温玉のせとは、かなりリッチです。

> スーパーのあまり目立たない場所に一袋60円なんかで揚げ玉を見つけたときは、なんとも放っておけない気持ちになります。

私も同じです(笑)。
特に嬉しいのは、ごく稀に、お蕎麦屋さんで、
「ご自由にどうぞ」と書かれた揚げ玉を見つけたときです。

らざーろさんこんにちは

昨日の朝、ちょいとブログを覗かせていただいて
お昼にどうしても食べたくなって、大通り付近で
冷やしたぬき的な物をいただいちゃいました。
冷たい焼きなす・エビ天、・大根おろしetcなどの入ったものですが
やっぱり冬でも冷やしに限りますね~(猫舌なもので)

「全冷狸連」会員登録してもいいですか?

yuchan へ。

こんばんは。コメントありがとうございます。

> 昨日の朝、ちょいとブログを覗かせていただいて
> お昼にどうしても食べたくなって、大通り付近で
> 冷やしたぬき的な物をいただいちゃいました。
> 冷たい焼きなす・エビ天、・大根おろしetcなどの入ったものですが
> やっぱり冬でも冷やしに限りますね~(猫舌なもので)

おおっ!えび天入りとは、かなり豪華ですね。
札幌中心部をちょっと歩くと、地下なら温かいし、
デパートの中も暑いくらいで、しかも乾燥しているので、
「冷たいそば」が食べたくなりますね。

> 「全冷狸連」会員登録してもいいですか?

勝手に許可します(笑)。
会長様もお喜びになると・・・。
プロフィール

らざーろ

Author:らざーろ
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あ、言い忘れてましたが、
「リンクを貼って欲しい方」もお気軽に。
拍手を喜ぶ傾向があります。
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